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国際ボランティア学会大会は、1999年2月に創立記念大会を大阪大学で実施し、1999年11月に第1回大会を東京YMCAで行いました。ボランティアに関わる研究者・実践者たちにより開催され、ボランティア活動の情報発信、交流の場となっています。全国各県にて現地実行委員会が主体となって開催しております。

第23回 大会(大阪)
(Zoomを利用予定、立命館大学をホスト校として運営)

【日時】2022年2月19日(土)・20日(日)
【会場】オンライン(Zoomを利用予定、立命館大学をホスト校として運営)
【大会実行委員長】立命館大学 共通教育推進機構 教授 山口洋典

ごあいさつ

 このたび、国際ボランティア学会の第23回大会の実行委員長を担当させていただくことになりました。同志社大学在職中の第9回大会と立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)での第13回大会に続く、3度目の役割を頂戴しております。ただし、これまでとは異なり、一定の収束が図られつつも終息にはまだ時間を要するということもあって、オンラインにて皆さんをお迎えさせていただきます。
 今回は「ポストCOVID‐19における越境的支援のかたち〜越境知としてのボランティア学〜」をテーマに掲げ、実行委員となったスタッフ一同、準備にあたっております。2021年11月1日の時点で22名がスタッフとなり、その大半は立命館大学サービスラーニングセンターの学生スタッフ(コーディネーター)ですが、そうした学部生らの好奇心を支えに、当会会員でもある山田翔太副委員長(立命館大学大学院国際関係学研究科博士課程後期課程)と共に、昨年度の名桜大学によるオンライン大会の成果をリレーして参る所存です。大会テーマは長きにわたるコロナ禍も踏まえ、空間を越えて、また時代を越えて、ボランティアにかかわる知の地平を探究する機会としたいという願いの表れと捉えていただければ幸いです。
 越境知とは聞き馴染みのない表現だと受け止める方もおられるかもしれませんが、この言葉は10年前に委員長をお引き受けした第13回大会以降、東日本大震災で大きな被害を受けた地域を通う中で手にした『越境する対話と学び』(新曜社、2015年)で目にした言葉です。そこには、青山学院大学の香川秀太先生により「潜在的で、不可視だった相互の利害や思いや視点のズレや対立を顕在化して共有しその矛盾を乗り越えようとして生まれる新しい独自の知」(pp.58‐59)と定義されています。常々、国際ボランティア学会は、専門やテーマを横断した各種発表がなされてきたことを改めて想い起こしつつ、皆様の幅広い発表・参加により、コロナ禍を経て紡ぎ出された越境知をもとに交歓する場となることを願っております。

大会実行委員長
山口洋典


【日時】

2022年2月19日(土)・20日(日)

【会場】

オンライン(Zoomを利用予定、立命館大学をホスト校として運営)


【大会までのスケジュール】

2021年11月 1号通信発行(本通信)
2021年12月17日 発表Web申込受付オープン
2022年1月20日 参加受付開始
一般発表および企画セッション申込
および抄録集原稿提出締切
2022年2月1日 発表者採択通知
2022年2月10日 プログラム発表
2022年2月16日 抄録( PDF )公開
2021年2月18日朝10時 大会参加の受付終了
2021年2月19日 当日受付(支払い条件に制限有)開始


【大会プログラム】

第23回大会プログラム
常任理事会企画

【大会参加について】

大会参加はPeatixシステム経由でお申込いただきます。お支払いの完了が確認できましたら参加申込み完了者用の情報(ZoomのURL等)をお届けいたします(大会3日前および大会前日にお知らせする予定です)。
・大会参加には重要な前提があります。【参加・発表申込における重要事項】をよく読んで、同意された方のみお申込みください。
・領収書の発行が必要な方は、指定の住所に大会終了後速やかに郵送しますので、2/28までに大会実行委員長宛 gucci@fc.ritsumei.ac.jp にお申し出下さい。
・大会参加の証明が必要な方は、大会当日のZoomにログイン情報をもとに、領収書に「参加確認済(大会実行委員会)」と記して郵送いたしますので、2/28まで受け付けますので実行委員長宛 gucci@fc.ritsumei.ac.jp にお申し出下さい。

<参加費>

・一般会員・・1,000円
・学生会員・・500円
・非会員・・・2,000円
・高校生以下・・・無料

*発表費用は参加費に含まれます。
*企画セッションに登壇される非会員の方も、大会参加費の支払いが必要です。
*なお、大会が中止になった場合を除き、一旦お支払いいただいた参加費の返金には応じかねますのでご了承ください。


【発表申し込みについて】

申し込み可能な発表形式は、「一般発表」と「企画セッション」の2形式です。
「一般発表」は個人あるいは集団による口頭発表のみで、責任発表者としての発表はお1人1回限りとします。
「企画セッション」とは会員の皆様に自主的にテーマを設定、企画、運営を行っていただくものです。

<発表資格>

発表者のうち1名が次の1〜5の条件を満たす責任発表者となる必要があります。

  1. (1)発表申込時点で、国際ボランティア学会の会員であること。
  2. (2)2021年度までの年会費を納入していること。
  3. (3)発表申込を2022年1月20日までに完了していること。
  4. (4)大会参加費を2022年1月20日までに納入していること。
  5. (5)抄録集原稿を2022年1月20日までに投稿していること。

<発表要件>

研究発表は、以下の2つの条件を満たす必要があります。これらを満たさない場合は、発表取消しとなりますので、ご注意ください。

  1. (1)抄録集への原稿の掲載
  2. (2)当日の発表(指定された時間に指定のオンラインでの発表)

*発表されなかった場合は第23回大会特設ページ(本ページ)に「発表取り下げ」と告示の上、後日修正版の抄録集に差し替えさせていただきます。

<発表申込の方法>

発表申込みを行うには、口頭発表の場合には責任発表者の、企画セッションの場合には登壇者全員の大会参加費の支払完了日、会員番号、氏名、所属および抄録原稿等の入力が必要になります。

<参加・発表申込における重要事項>

事前に下記をお読みください。参加・発表申込をされた場合には、下記に同意したこととなりますので、かならずご確認の上、お申し込みください。
・オンラインでの開催に際し、円滑な運営に努めますが、システムあるいは個々の機器に生じた場合など、国際ボランティア学会および大会実行委員会はその責任を負いません。
・発表内容については、研究倫理に充分に留意し、特に著作権・肖像権・個人情報等について丁寧に取り扱いください。
・参加・発表に際して必要な機材や通信環境およびその通信料は各自でご準備・負担ください。


【大会の主な講演・シンポジウム・公開講座など】

*抄録(PDF)をご参照下さい。


【関連する催し】

  1. (1)総会:大会1日目の2月19日(土)に昼休みに(発表数の調整の結果によっては隅谷賞・村井賞の発表とあわせて夕方に)開催の予定です。
  2. (2)情報交換会(懇親会):大会1日目・2日目とも、プログラム終了後に開催します。大会と同じZoomミーティングを使用します。

【お問い合わせ先】

  1. (1)大会全般に関するお問い合わせ:
     国際ボランティア学会第23回大会実行委員長 山口洋典 E-mail:gucci@fc.ritsumei.ac.jp
  2. (2)入会および学会に関するお問い合わせ:
     国際ボランティア学会事務局 E-mail: info@isvsjapan.org

*なお、第23回大会はJSPS科研費18K02742関連企画として実施いたします。

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