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第17回 大会

【日時】2016 年2月27日(土)2月28日(日)
【会場】久留米大学
【大会実行委員長】久留米大学 宮原 信孝

国際ボランティア学会第17回大会は、久留米大学で開催いたします。久留米大学は、九州・福岡県の南部、筑後平野と佐賀平野を合わせて呼ばれる筑紫平野の真ん中に位置する久留米市にある、創立87年になる私立大学です。 久留米市は、人口30万人の中核市ですが、多くの地方都市と同様、商店街にシャッターが目立ち、産業の衰退、少子高齢化に悩まされています。ところが、どういうわけか、市民活動が盛んで、NPOか否かを問わず、まちづくりを主旨とする市民組織が300以上も存在します。
高齢者や障害を持つ方々に街に出てきてもらうタウンモビリティ。アートと街路樹で街を自然と文化で豊かにしようとせっせとアートの種まきを行うグループ。日曜市を中心市街地の大通りで行い、久留米市内外の方々に筑紫平野の物産と久留米市の良さを知ってもらおうと立ち上がった歯科医さんとその仲間たち。筑後川をきれいにして、もっと川と自然に親しみながら普通の生活を送ろうと活動するグループ。高齢化で元気がなくなってきていた中心商店街の夏季土曜夜市を、自分たちが街とつながり、多くの方々と繋がるためとして、手伝いから始まり今や屋台骨になった学生集団。リノベーションで建物の価値を高める努力を自分の持ちアパートで実践し、その成功を基に久留米市全体にこれを広めようとしている若者たち。他にも例を出し始めたらきりがありません。
久留米大学は筑紫平野の知の拠点として、地域貢献を基本理念の1つとしています。上記のように、久留米市では、市民が主体的にまちづくりに参加することが盛んになっていますが、ボランティアの意義・役割を確認し、前進していくべき時期にも来ています。そこで今次大会のテーマを「市民が創る未来」とし、「市民が主役のまちづくり」および「市民が国際支援のギャップを埋める」という表題のシンポジウムを行うこととしました。
 更に、学生を中心とした「市民が創る未来」についての討論会や、大会2日目の2月28日(日)にくるめ日曜市を始めとして、久留米市市民がまちづくりを主体的に行っている例を見て歩く「まち歩きツアー」を行います。
 久留米市は、九州でも有数の農業生産高と豊富な農産物・加工食品を誇るのみならず、とんこつラーメンの発祥の地、人口あたりの焼き鳥店数日本一、酒蔵数日本第2位のまちです。中村八大、松田聖子、チェッカーズが生まれ育った音楽の街、青木繁、坂本繁二郎、古賀春江を生んだ芸術の街でもあります。更に世界一のタイヤメーカー・ブリジストンの創業の地であり、東芝創業者の1人、からくり儀右衛門・田中久重や久留米絣の井上伝を生んだ近代産業の街でもあります。東京で賑わっている水天宮の総本山は久留米の水天宮であり、幕末の志士・真木和泉守の家系が宮司を務めています。そして今では、久留米大学医学部を中心に医療・福祉が進んだ街です。
是非、今次大会に来ていただき白熱した研究発表・議論を行っていただくとともに、久留米の歴史・文化・環境・食を楽しんで頂きたく存じます。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

大会実行委員会事務局長
久留米大学 宮原 信孝

第17回大会の概要

2015年度第17回大会は、久留米大学で開催されます。
同大学は1928年(昭和3年)に九州医学専門学校として設立され、現在では医、文、法、経、商の5学部をもつ筑紫平野唯一の私立総合大学です。「高い理想をもった人間性豊かな実践的な人材育成」「地域文化に光を与え、その輝きを世界に伝え、人類の平和に貢献する」を基本理念として、今日まで発展してきました。
 今次大会では、本基本理念後段、および久留米市の市民活動の盛んさを踏まえ、大会テーマを「市民が創る未来」とし、次の2つのシンポジウムを企画しています。

① 「市民が主役のまちづくり」
② 「市民が国際協力のギャップを埋める」

シンポジウム①では、市民パネリストに登壇頂き、久留米の例から、公益を市民が担うことや行政と市民の協働について活発に議論されることが期待されます。
 シンポジウム②は、フィリピンおよび東チモールの例を紹介して頂き、常に支援の現場で起こる支援する側とされる側のギャップをどう埋めていくか、その際の市民の役割は何かを考えていきます。これらを通じ、実践と研究の交流を深めることが出来ればと願っています。
 また、27日(土)午前中には、「市民が創る未来」と題して学生討論会を開催します。更に、28日(日)は、エクスカーション「くるめまち歩き」で市民の活躍ぶりをご覧いただくことを企画しています。

 今大会は前々回、前回に引き続き、学生会員および当日参加の非会員は無料とします。
この機会に、ご関心をお持ちの多くの皆様をお誘い合わせの上、ご参加下さい。
自然と市民の活力が豊かな早春の久留米で、熱烈歓迎させていただきます!

【日時】

2016 年2月27日(土)大会スケジュール概要を参照
2月28日(日)エクスカーション「くるめまち歩き」

【会場】

久留米大学
〒839-8502 久留米市御井町1635

【アクセス方法】

http://www.kurume-u.ac.jp/announce/kouhou/map.htm
西鉄をご利用の場合
西鉄久留米駅下車

西鉄バス系統番号1・1-1・7・9・40・45・48(信愛女学院、竹の子行にて朝妻、又は久留米大学前下車)、
系統番号2(信愛女学院行にて農業試験場前下車)
所要時間>西鉄久留米駅から約15分

JRをご利用の場合
JR久留米大学前駅下車 徒歩約3分
または
JR久留米駅下車

西鉄バス系統番号1・1-1・7・9・40・45・48(信愛女学院、竹の子行にて朝妻、又は久留米大学前下車)、
系統番号2(信愛女学院行にて農業試験場前下車)
所要時間>JR久留米駅から約25分

【大会実行委員長】

宮原信孝

【テーマ】

市民が創る未来

【大会スケジュール概要(最新版)】(2016年2月27日:土曜日)

10:00-12:00 分科会(口頭発表)
<同時並行で10:50-11:50学生討論会「市民が創る未来」>
12:00-13:00 昼食休憩/ 理事会
13:00-13:40 総会
14:00-15:45 シンポジウム1「市民が主役のまちづくり」
基調講演:大西 健丞(PWJ理事長)
ファシリテーター:伊佐 淳(久留米大学教授)
パネリスト: ・進藤 仁子(けやきとアートの散歩路)
・若江 皇絵(NPO法人くるめ日曜市の会)
・半田 啓祐・満(リノベーションくるめ)
・前田 晃照(市民公益団体hitoKURU)
16:00-17:45 シンポジウム2 「市民が国際協力のギャップを埋める」
ファシリテーター:湯川洋久(四国学院大学准教授)
講演1:Glenn Baticados (associate professor UPLB)
コメンテーター:葉山 アツコ(久留米大学准教授)
講演2:宮良 多鶴子(日本・東チモール友好協会副会長)
コメンテーター:小川 寿美子(名桜大学教授)
18:15-20:00 懇親会

<発表申込期間>

・発表申し込み期間は2015年11月20日(金)から12月20日(日) 1月5日(火)までです(締め切り厳守)。
・応募される方は、国際ボランティア学会のホームページより発表申込書をダウンロードし、メールによるファイル添付で第17回大会実行委員会専用アドレスvolsocio17@gmail.comまで送付してください。(配布は終了しました)
・上記の申込書によるエントリーにもとづき、1月初旬の大会実行委員会で審査のうえ、応募者にお知らせします。
・報告要旨集の原稿は、メールによるファイル添付で第17回大会実行委員会専用アドレスvolsocio17@gmail.comに送付してください。締め切りは2016年1月24日(日)必着です。

<原稿の作成方法>

・原稿は、Windows版もしくはMac版の「ワード」文書の形式に限ります。
・1題につきA4用紙で1枚とし、余白は上下左右25mm、設定は40字×40行、1行目に演題名(タイトル)、2行目に発表者氏名(所属名)と共同発表者(所属名)、3行目にキーワード5つ以内、5行目から本文を記入してください。

<特定テーマ研究・自由研究発表>

発表時間10分+質疑応答5分の計15分とし、口頭で発表してください。

<ポスター発表>

発表資料を模造紙1枚分(790×1,090mm)にまとめて掲示し、参加者に対して適宜説明や質疑応答をしてください。

<参加申し込みについて>

・本大会は、分科会、シンポジウム共に、学会員以外にも公開いたします。
一般会員は大会参加費4,000円(事前登録者3,000円)/懇親会費3,000円、学生会員、一般学生は大会参加費無料/懇親会費1,000円を予定しております。
会場、資料の準備の都合により、参加される場合は、メールにて(氏名、所属、連絡先をご記入いただき、第17回大会実行委員会 volsocio17@gmail.com 宛て)、2016年2月15日(月)までにお申し込みください。
・宿泊については、各自でご手配をよろしくお願いします。
交通の便、28日(日)のまち歩きツアーへの参加の観点からは、西鉄久留米駅周辺のホテルをお勧めします。

【問合せ先】

国際ボランティア学会第17回大会実行委員会
メール:volsocio17@gmail.com
FAX:0942-43-4411
郵送:〒839-8502 福岡県久留米市御井町1635
久留米大学文学部 宮原信孝研究室内
国際ボランティア学会第17回大会実行委員会

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